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昨日発売の「週刊アサヒ芸能」12月18日号、「今井舞のスーパー辛TV時評どくダネ!」(連載422)より。全文転載御免。

今週のターゲット・振分親方
「落合福嗣クンと同じ匂い」
ネットでタレントを検索すると、一緒に関連キーワードが表示される。
「辻希美」だったら「目」、織田裕二だと「彼」と、あられもないこと山のごとし。
ま、清濁合わせての芸能界っすから。

で、「角界のロボコップ」として大人気だった、元高見盛関・現振分親方。
彼を検索すると・・・。
とてもこの誌面には書けないワードが出てくるのであった。
いやー。こりゃもう各自でご確認いただくしかない。

振分親方。現役時代は、その独特のピュアな佇まいが持てはやされ、CMなどに引っ張りだこ。
バラエティ番組でも、「アイドル大好き、巨乳も大好き♥」といった、分かりやすい偏りを堂々と主張する、その徹底したピュアな姿に需要があった。

が、相撲界を昨年引退すると、現役時代ほどの供給はなく。
やっぱり、あのピュアさというのは、「ちゃんとした現役のお相撲さんである」ということで、なんとか相殺できてたってことなんだろう。

お察しの通り、私は振分親方を検索すると出てくる、とても書けないキーワードを、「ピュア」という単語に差し替えて表現している。

先日、日曜真昼のロケ番組「石ちゃん&振分親方のご当地グルメとりわけ旅3」を見て、本当に、振分親方のピュアさにしみじみした。

石塚英彦と、美味しい食べ物を賭けてゲームをしては、勝った人間に取り分ける権限が与えられるという構成なのだが。

輪投げやらパターゴルフやら、あらゆるゲームの力加減がまずバカ。
輪投げなんて、何度繰り返しても、対象物のはるか遠くへブン投げる。
パターも、未経験者まるわかりの強打。
力士なんて、タニマチに付き合わされて、大抵ゴルフ慣れしているもんだろうに、全くその形跡ナシ。

現役時代、あれだけ人気があったにもかかわらず、相撲取りとしてのあうんの付き合いから除外されてたってことなんだもんなぁ。
八百長騒動の際、ほんの数人しかいなかったという「携帯も通帳も提出しなくてよし」という、疑いゼロの扱いだったのも頷ける。

彼のピュアさは、八百長なんていう複雑なシステムを一切受け付けられないだろう。容量いっぱい!

普通のバラエティでは、とてもじゃないが編集だらけで使いしろの少ない振分親方。
「見た目硬いと思ったけど」「さっぱりしているクセにおいしい」「あーいかん、仕事中」「これ食べるとビールがめっちゃ欲しくって、あるともっとおいしくなるだろうなってくらいおいしくて」。
キラ星のごとくピュアな振分ワード。

自分に残された最後の砦はグルメタレントしかないと、大先輩・石ちゃんの背中を懸命に追う彼の姿は、まるで生まれたての雛鳥のよう。
我々はもう、羽ばたく日が来ることを祈るしかないっす。


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今回も「今井舞節」全開の”駄文”だが、元・高見盛にかこつけて、知的障害者をバカにしている。
今井舞は、今井絵理子が、息子の障害を明らかにした時も「障害者で商売しやがって」と批判している。
今井舞の人間性を疑う。ナンシー関の後継者、を自認している今井舞だが、一生近づけない。

「彼のピュアさは、八百長なんていう複雑なシステムを一切受け付けられないだろう。容量いっぱい!」
この一文に、今井舞の人間性が凝縮されている。

確かに、元・高見盛は、バラエティ番組では挙動不審であり、ネットの書き込みにも「気持ち悪い」だの「発達障害」だのヒドイものが多いが、本業の相撲解説では、的確な発言を評価している人も多い。

「障害者」=「ピュア」という言い換えも、昔のフジテレビのドラマ「ピュア」(和久井映見が知的障害者を演じた)に引きずられているのかどうか分からないが、ステレオタイプも甚だしい。
気分を害する文章であった。