【EX】マツコ・有吉の怒り新党10/29
bandicam 2014-11-09 06-28-06-231

「最近の芸人は器用貧乏ばかり」の”大物作家”のくだり。

マツコ・デラックス「(スポーツ界の大物は、大スポンサーが付いているので)メディアも守るからね、本当のことは書かないじゃん。どういう遊び方をしてるとかさ」

有吉弘行「作家もそうだよね」

マツコ「”文壇”と言われているからね。アタシみたいな”クソ作家”は別よ。いわゆるほんとに直木賞とか芥川賞とかに関わるような、そういう文壇の世界?そういう人たちは”鬼畜”だらけよ」

有吉「だってあんだけ叩かれなくて自由がきくんだからさ、ワガママし放題で大物っぽい感じ出るよね」

マツコ「出るよ!週刊誌ヒドイのよ!片や連載してくださいって言ってるけど、片やアタシコンビニからビニール袋下げた素顔の写真(撮られて)、お前ら結局全部に便利使いしてんじゃないかよこの野郎!っていう。それはもう大物感出ませんよ」

有吉「お金を生めるからでしょ、あの人達(=大作家)は。俺らは、お金を生めてないんだね」

マツコ「そうですよ」

有吉「いつ消えたっていいわけだもん」

マツコ「(有吉と)一緒の雑誌(=EX大衆)で連載させてもらってるけどさぁ、アタシとか有吉さんとかが本出してもさぁ、(発行部数が)10万20万の世界なワケじゃん。スゴイ先生ってさ、50万部、100万部、200万部を売る人だっているわけじゃん。それはもう、もたらす利益が違いますもん」

有吉「本当だよ。俺がやってる週刊誌(=EX大衆)さぁ、俺なんかにアイスコーヒー出してくれるだけでありがてぇよ」

マツコ「本当に。たまに、どら焼き持ってきてくれるもん。ありがたいよ。ほんとにありがとう」

有吉「本当に。そりゃあ、小物になるよ」


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昔は「噂の真相」という雑誌が、他のマスコミは絶対に載せない「文壇スキャンダル」を度々掲載していたが、他のマスコミは完全スルーなので大して話題にならず、という状況だった。

もし今「噂の真相」が存在していたら、現在は、雑誌に書かれた情報を、雑誌発売日にネットに垂れ流す”ネットメディア”がゴマンとあるから、文壇スキャンダルがYahoo!ニュースに載ったりしていただろう。金を生み出す大作家を多く抱えている大手出版社は、昔も今も、”大先生”のスキャンダルは黙殺である。

マツコ・デラックスも、元々出版業界の出身であり、本業はコラムニストであるから、他のタレントに比べたら守られている方である。一時期、東スポなどを中心に、素顔の写真が掲載されたことがあったが、そこまで、である。出版業界に関わっている人間は、基本的にマツコは批判しない。マツコが、批判されるような発言、行動をあまりしていない、ということも大きいが。

基本的に、同業者は批判しないのが出版業界の掟。
乃木坂46・松村沙友理との交際を報じられた集英社の編集・佐井慶英のケースでも、実名は第一報の週刊文春、第二報のサイゾーや日刊ゲンダイでは出していないし、今後も出さない。また、編集者個人の批判はしても、集英社自体を批判するような記事は載せない。編集に、書き直しを命じられたライターやコラムニストもたくさんいるのでは。

ベネッセ(旧・福武書店)の個人情報流出事件も、出版業界では「大したことではない」という了見。先週の週刊新潮では、流出事件について、気にしすぎだ、という意見を再度掲載していた。講談社や小学館も、ベネッセと同じような事業を営んでおり、ベネッセの企業体質を批判するのはご法度である。

柳美里の、創出版からの原稿料未払い騒動も、出版社系週刊誌では一切触れない。原稿料の相場なんてあってないようなものだが、法律上では、原稿掲載から2年以上経過したもののギャラについては、掲載から2年以内に著者からの請求がなければ、出版社は払う義務はない。

もっとも、そんな出版社は信用丸潰れ。「創」も、インターネットが無かった頃は、「マスコミ就職読本」というガイドブックを毎年出版し、マスコミ志望の学生に重宝されていたが、マスコミが花型業界だったのは昔の話で、今や斜陽産業。「創」みたいな雑誌が、今まで生き残っている方が奇跡である。