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週刊文春のメルマガ(9月24日発行)より転載

【1】「今週の必読!」(編集長より)

 朝日新聞の追及キャンペーンも、今週号の『朝日新聞メルトダウン』で第6弾です。

 このキャンペーンを続ける上で、肝に銘じていることがふたつあります。

 ひとつは、政治家のコメントを極力使わないことです。

言論機関としての朝日の責任は、あくまで言論の上で批判していく。
政治権力を背景にした攻撃はしない。

例えば、「木村社長を証人喚問せよ」といったタイトルは絶対つけるべきではないと考えています。
その結果、報道の現場に政治権力の介入を招くリスクを忘れてはなりません。

 今週号の池上彰さんのコラム『そこからですか!?』でも、まさにその点に言及しており、改めて得心がいきました。ぜひお読みください。

 もうひとつ注意しているのは、タイトル、原稿がヘイトスピーチになっていないか、という点です。
「朝日新聞は廃刊せよ!」というタイトルは、インパクトはありますが、いささか現実離れしているように感じます。

 何よりも大切にすべきは、「ファクト(事実)」です。
「事実」の前では謙虚であれ──私たちの仕事は、その鉄則を忘れてはなりません。

 朝日新聞追及記事に対して、「文春も同じようなことをやっているんじゃないか」との批判をしばしばネット上で目にします(もちろんそんなことはありませんが)。

ただもし仮に本誌に同様の不祥事があったとしても、報じるべき「事実」があれば、例外なく報じるのが、私たちの仕事だと思います。

 今週号でも、朝日新聞について、いくつもの「事実」を詳らかにしています。

 一例を挙げれば、『夏の甲子園「女友達に記者章」事件を隠蔽していた卑劣』。

今夏の甲子園大会で、入社2年目の横浜総局記者が、女友達に記者章を渡していたことが、本誌の取材で発覚しました。
その女性は撮影禁止エリアに立ち入り、スマホで写真を撮っていたのです。

 そもそも記者章は警察官にとっての警察手帳のようなもの。それを簡単に第三者に貸与することが信じられません。

甲子園取材は厳しい規制で知られていますが、この記者は記者章を没収され、顛末書を書かされただけで、社内的には大したお咎めはなかったようです。

 しかも朝日は例によって、この不祥事を隠蔽していました。9月22日月曜日に本誌の取材に対して、事実関係を認めたものの、翌23日に他メディアがこの件を伝えても公表することはありませんでした。
朝日が自らの紙面で報じたのは、24日のことです。

 不祥事が発覚しては慌てて穴を塞ぐ“泥縄式”の対応しかできない朝日が、本格的に再生に向かって走り始めるのは、まだまだ先のようです。

  「週刊文春」編集長 新谷学


では、これについてはどう説明するのか。

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「サイゾー」別働隊「リテラ」の記事(2014.9.6)より

「朝日だけでなく読売も文春も!マスゴミの“自社批判”掲載拒否の歴史」
いや、新聞だけではない。
実は今回、広告を拒否・改ざんされたことを声高に批判し、16頁にわたる朝日批判を展開している「週刊文春」もまた、過去において“自社批判封じ”の広告拒否、改ざん事件を引き起こしている。

それは2004年に休刊したスキャンダル雑誌「噂の真相」に対する広告打ち切り事件だ。同誌で副編集長を務めていた川端幹人がこんな体験を証言する。

「当時、「噂の真相」は毎月一回、「週刊文春」に目次広告を出稿していたんですが、93年11月中旬、突然、広告掲載打ち切りを通達されたんです。広告を扱っていた代理店からの通達でしたが、理由を聞いても一切教えてくれない。それで、裏からいろいろ調べたら『噂の真相が批判している作家や文化人、さらには社の上層部からのクレームがあった』ということがわかった。結局、話し合いで翌々号の94年1月号まで出稿する事になったんですが……」

 しかし、事態はこれだけで終わらなかった。
最後となった「噂の真相」94年1月号の広告には、JR東日本批判を展開しながら圧力に屈した「週刊文春」を批判する「JR東日本に完全屈服した文藝春秋の敗北の裏!」という記事の見出しが掲載されていたのだが、文春側はこの見出しを外すように要求してきたのである。

また、この広告には広告掲載が打ち切られた事を読者に報告する「文春の意向により本誌宣伝は今号を最後に消えます…。」という文言も掲載されていたのだが、これも文春側は許さなかった。

 そのため、同誌の広告には「JR東日本VS文藝春秋」の特集目次と「消えます」も一文が消えて、余白だらけの広告が掲載されたのだ。(画像参照)



まさに「文春も同じようなことをやっているんじゃないか」の例。

当ブログにおける「週刊文春」批判記事を再録します。

2005年03月31日14:41
★文春も「ブラックジャーナリズム」ではないのか

週刊文春「人はそれをブラックジャーナリズムと言う 朝日新聞が武富士から受け取った『ウラ広告費』5000万円」という記事を読んで。

朝日新聞が文春の広告枠で「人はそれをブラックジャーナリズムと言う」部分を黒塗りし、文春側は「言論の自由を侵害された」とコメント。文春や新潮の広告が、朝日新聞で黒塗り・白塗り・伏せ字になるのはよくあることだが、すると文春は、「ウチは文春を批判する広告も載せますよ」と解釈していいのか。載せるとは思えないが。

週刊朝日の連載記事が、問題企業「武富士」に資金を出してもらった関係で、朝日新聞で武富士批判ができなくなっている、というのは確かに問題だが、文春も、10年ほど前「JR東日本労組」の批判記事を載せたために、JRのキヨスクから長い間販売拒否され、JRに謝罪して販売を復活させてもらった、という過去がある。それ以来、文春(のほかキヨスクに販売を依存している雑誌すべて)でのJR批判はタブーになった。当時、扶桑社「SPA!」も、田中康夫連載のJR批判で、販売拒否を食らったこともあった。

創価学会批判をする週刊文春も、今週号では、宗教団体「阿含宗」のタイアップ広告を、10ページにも渡って掲載。阿含宗からいくら貰ったのか。「PR」と書いてあれば、読者不在企画を載せてもいいのだろうか。

(追記)
JRの労組といえば、JR東日本の房総地区(内房線・外房線など)では、今では珍しくなった職員(千葉動労=「中核派」系)による「ストライキ」が、毎年春の「恒例」行事。千葉以外では全く注目されないニュースだが、間引き運転や運行停止など、地元民は大迷惑。

1985年11月に起きた、国鉄分割民営化阻止の「国鉄浅草橋駅焼き討ち事件」は中核派の犯行だが、当時の国鉄総武線などには、電車の車体に左翼的スローガンが職員によって殴り書きされるなど、利用者無視の惨状。

国鉄は、左翼系職員を房総半島に押し込め(「JR東日本」とは別に「JR千葉」という別会社に分ける案もあった)、1987年に分割民営化を果たす。理不尽な要求を繰り返すストライキもなくなったが、日本で千葉だけが20年前と変わらない状態。

左翼を忌み嫌う文春や新潮などの雑誌メディアは、いまだに地域住民に迷惑をかけている「千葉動労」も批判すべき対象だと思うが、全く触れないのは「JR」だから、である。叩くべき左翼は、朝日新聞やNHKだけではないはずだ。


2005年04月14日14:44
★週刊文春は、松下電器に「屈辱謝罪」した朝日新聞を笑えるのか

今日発売の週刊文春が「『屈辱謝罪文』入手 朝日新聞が松下電器に「土下座」した日 これは報道機関の自殺行為だ!」という記事を載せている。
朝日の「アエラ」が松下批判記事を載せると、松下は朝日新聞から広告を引き揚げ。朝日は謝罪し、新聞紙面に松下のヨイショ記事を掲載した、という内容。

文春も、過去にJR東日本労組批判でキヨスクから販売拒否を食らって以来、JRの批判は一切やめ、JRのPR広告を垂れ流している現状では、朝日を笑えない。
週刊朝日あたりでほじくり返して欲しいが、週刊朝日もキヨスクに依存しているから無理か。文春はもっと批判されてもいいはずですが。


2005年09月01日14:59
★新潮、文春が「朝日”捏造記者”解雇」を批判できるのか

今日発売の週刊新潮、週刊文春が、長野県知事・田中康夫の談話などを捏造し懲戒解雇された朝日新聞記者・西山卓の件について述べている。

新潮。西山個人を批判せず、関係者に朝日を批判させている。
●編集局長や長野総局長が更迭されるほどの厳しい処分だが、日頃西山の原稿を見ていた総局のデスクが処分されていない(朝日関係者)
●相手が政治家だったから捏造が露見しただけで、氷山の一角なんじゃないか。組織が融解しているとしか言いようがない(朝日OB)

文春。西山の実名は出さず、朝日社長に責任を取れ、と迫る。
●確かに、「捏造」という行為は、ジャーナリストとして決して許されるものではない。
●武富士”ウラ広告費”では大甘処分だったが、今回”スピード懲罰”になったのは、今年6月に就任した秋山社長の意向。しかし秋山は、1989年の「中曽根氏政界引退」という誤報記事の出稿責任者だったが、なんの処分も受けなかった(朝日OB)
●1989年の「サンゴ事件」では、当時の社長・一柳東一郎が辞任している。

両誌とも突っ込みが甘い記事。「捏造」といえば、朝日より新潮・文春のほうがはるかに多いのは、読者だって知っている。


2005年09月29日15:32
★読売「週刊誌はどこへ」連載記事を曲解する文春

今日発売の週刊文春「読売新聞『週刊誌批判キャンペーン』を嗤う−会長は小誌がお嫌い?」という記事。

9月21日から24日まで、読売本紙で連載(Webには未掲載)された「週刊誌はどこへ」という記事について、連載最終回に、編集長が読売のインタビューに応じた文春が、反論している。
読売のナベツネから、名誉毀損で訴えられている文春。「”三浦和義事件”で、文春とともに訴えられた読売が、週刊誌を笑えるのか。言論には言論で反論せよ」というようなことを言っている。

読売連載の内容は、田中真紀子による「出版差し止め事件」や、別府大学名誉教授の遺跡捏造疑惑報道での「抗議の自殺」などが、「無責任報道」の代表のように論じられ、文春にとっては煙い感じ。
「ある週刊誌のケース」として、まず見出しを決め、あとから記事やコメントをはめ込んでいく編集方法を批判する読売。文春は「具体例を出せ」と主張しているが、どうみても「週刊新潮」である。
新潮と一緒にするな、ということだろうか。

読売の記事は「なぜ総合週刊誌は売れなくなったのか」という視点で書いている。
週刊誌には他のメディアと比べて「割高感」がある、社会の不満を代弁する役割は今やネットが担っている、と言うジャーナリストの武田徹。
マーケティングプランナーの辰巳渚は「ゴシップしか載っていない、記事に社会的な意義があるのか疑問で志も感じない、そんな週刊誌は売れなくても当然」と指摘している。

文春編集長は、記事を掲載する前には、何度もチェックし信憑性のない内容は載せない、と読売のインタビューに答えているが、芸能記事などは嘘ばっかりである。訴えられても全く反省しない。
読売が指摘していた、雑誌は訴えられても誰も責任を取らない、という点については、誰かしら責任を取る新聞の方が優れている。

ホリエモンに「週刊現代は2ちゃんねるに抜かれますよ」と言われた週刊現代も、週刊誌の必要性を主張していて笑えたが、文春も無責任な記事ばかり載せていたら、主な読者である、団塊世代のリタイヤとともに、消えて行く運命になるだろう。


2006年08月03日13:22
★1000万円不正請求した「少女コミック」編集長を告訴しない小学館

小学館「少女コミック」編集長が、架空の領収書を利用し、会社に1000万円以上を不正に請求していたのがバレて、6月27日付で懲戒解雇されていた、という話。今朝のスポーツ報知が報じている。

小学館は、編集長が不正請求分を全額返済しており、刑事告訴は考えていない、とのこと。先月明らかになった日刊現代(日刊ゲンダイ)経理部長の”3億円横領事件”でも、日刊現代は本人に返済の意思がある、ということで告訴せず。

出版社(ゲンダイも含む)の場合、変に告訴すると会社の経理も調べられてヤブヘビになりかねない、ということだろうか。今回の事件も、”同業他社”は全く報じないだろう。

きょう発売の週刊文春には、テレビ朝日「やじうまプラス」のAP・宮本征一(制作会社・JCTV所属)が脅迫容疑で逮捕されていた、という記事を掲載。宮本逮捕について「テレビ朝日は一切報じていない」と文春の記事にあるが、2004年に文春のカメラマン・山本雷太が大麻所持で逮捕された時も、文藝春秋は公式サイトに謝罪文を掲載したものの、山本の主な媒体である「ナンバー」などでは一切触れず。その後山本は、他社で仕事を続けている。

ふだんテレビ局や新聞社の不正を批判する出版社だが、自らの不正には目をつぶる体質を変えないと、読者の「雑誌離れ」はますます進むのでは。


2007年09月15日09:56
★「文藝春秋」社内からの「ウィキペディア」編集の痕跡を発見!

2007年09月13日★フジ大物Pの不倫怪文書▽ウィキペディアに書き込むマスコミ会社の実態
http://tvmania.livedoor.biz/archives/51016739.html
で、週刊文春「あれれ ウィキペディア“週刊文春”に書き込んでいた新潮社サン」記事を取り上げ、マスコミ各社の社内から、ウィキペディアのどんな項目を編集しているかを紹介した。では、文藝春秋社内からの書き込み、書き換えはないのだろうか?と思い、文藝春秋のIPアドレスをウィキスキャナーで調べてみると、7件発見できた。以下詳細。

●ダイヤブロック
外部リンク「http://www.diablock.co.jp/ 河田ホームページ」を
「http://www.diablock.co.jp/kawada/index.html 株式会社河田ホームページ」に書き換え

●ラジオ福島
アナウンサー「山地美沙子」を「山地美紗子」に書き換え

●麻布中学校・高等学校
出身者に「藤野千夜(芥川賞作家)」を追加

●山東出兵
背景「ベルサイユ条約調印直後には」を「ベルサイユ条約調印直前には」に書き換え

●政井マヤ
「2歳の時に両親を交通事故で亡くし、母方の日本人伯母夫婦のもとで育てられたため<スペイン語>が堪能。」「学芸員資格を持つ。」を、
「2歳の時に両親を交通事故で亡くし、母方の日本人伯母夫婦のもとで育てられた。」「学芸員資格を持つ。スペイン語が堪能。」に書き換え

●映画評論家一覧
「大久保堅一」を「大久保賢一」に書き換え。

●文藝春秋 (出版社)
「従業員数 = 1,058人」を「従業員数 = 374」に書き換え
「社員の初任給は258,000円(月収)、局長クラスは3000万円超(年収)と業界内でも高い給与水準を誇る。なお、労働組合は結成・加入が禁止されており、代わりに「社員会」(社長が代表を務める)が結成されている。)」について、
「組合の結成は禁止されているというのは事実に反するので削除。組合は1968年に結成しており、社員会」と記入、
「社員の初任給は258,000円(月収)と業界内でも高い給与水準を誇る。」と書き換え

*****
講談社などのように、ウィキペディアの項目を編集しまくっている出版社と比べると、たいしたことのない内容だが、社内からの書き込みは、控えた方がいいでしょう。


2011年01月27日14:18
★日テレ羽鳥慎一アナが、テレ朝ワイドショーのキャスターに▽新潮社社員が横領で懲戒解雇

きょう発売の週刊文春。
この3月で「ズームイン!!SUPER」終了とともに日テレを退社する羽鳥慎一アナが、同じく3月で終了予定のテレ朝「スーパーモーニング」の後番組のキャスターに就任、掟やぶりだ、という記事が。

テレ朝から発表がないので、ホントなのかどうか分からないが、TBSを辞めてすぐテレ朝に出演した故・川田亜子アナの例もあり、実現する可能性も。

それより気になるのは「やじうまテレビ」の後番組だが、春の改編では番組自体は残りそうな気がする。

今週の文春では、新潮社「ニコラ」の経理担当者(女性)による横領事件の記事も掲載。

懲戒解雇された女性は、横領金を弁済することになり、今までの仕事ぶりも鑑みて、刑事告発はしない新潮社。

相変わらず身内に甘いマスコミ。文春は「週刊新潮はどう報じるだろうか」と書いているが、まず取り上げないでしょう。

文春も、Numberのカメラマンが大麻使用で捕まったときは、一切触れなかった。