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ケータイサイト「芸能裏チャンネル」今井舞連載より

遠足バス隠蔽の彼、これからの人生を…(今井舞)

ほぼ日替りコラム2014/05/08 06:31:28
「偽計業務妨害」で

逮捕された

元JCB社員。

遠足バス手配ミス隠ぺいのため

生徒を装い

学校にウソの手紙を届ける……。

事件の第一報を聞いたときは

たまげたが。

「明日学校燃えちゃえばいいのに」的な

テスト前日の

中二のメンタリティのまま

大人(それも結構なトシ。30歳だと)

になった人間のまぬけっぷりが

しゅんでくるわけである。

しかし、

このニュース

世代や立場によって

受け取り方が

実に様々なのが

非常に特徴的であると思う。

まず、

どの「立ち位置」で

この話を受け止めるかが

最初の分岐点となる。

「あー、

やっちまったなコイツ」

と、本人の立場でこれを

噛みしめる人。

「うわぁ、

ウチの会社の部下にもいそうだな」

と、上司の立場で

他人事じゃないとヒヤリとする人。

本人についても、

「誰にも相談できなかったんだろうな」

と、

ぼんやりと

「ブラック企業」的な

バックグラウンドを想像する人もいれば

かたや

「典型的なダメ社員だ」

と、ほうれんそう(報告連絡相談)

ができない

今どきの若者を

イメージする人。

普段

自分が何に

煮え湯をのまされているかで

受け取り方がまったく別になってくる。

というのも

私は一報を聞いて

瞬時に

「何を注意しても

メモも取らず

意欲もなし

何やってものれんに腕押しで

周囲の教育する気を失せさせ

ほったらかし状態となっていた唐辺木」

というイメージが浮かんだのだが

会社員の友人は

「相談すらできないような怖い職場環境」

が喚起されたという。

私は

「いやいや

普通は

上の人に『すいません!!』

って土下座して

バスの手配を手伝ってもらうって」

と、

上の人の胸を借りてしまう選択肢以外

考えられないと返したのだが。

友人曰く

この思考回路は

典型的な

「昭和・女性・フリーランス」

の特徴が出ているとのこと。

「正直にごめんなさい!」が

有効なのは

昭和まで、女だから、フリーならでは

なんだそうである。

そうかぁ。

そうなのかぁ。

相談ができないような職場環境は

「本人のせい」

と思ってしまう、

これが既に昭和の思考回路で

今はチームではなく

「個人」の集まりで

仕事に取り組む感覚なので

非常に相談などがしにくいらしい。

そして腹を割れば

向こうも腹を割ってくれるという考えも

昔の女のそれらしい。

とどめに、

困ったことを

正直に言える立ち位置というのが

もう会社員のそれではありえない

ということらしい。

いやー、

生きにくい世の中ですたい。

サクッと会社をクビになり

実名も公表され

大手旅行会社の社員から

いきなり無職に。

理由は中二病のこじらせ。

14‘上半期一のひょうろく玉決定〜。

初犯であるし

「社会的制裁は

十分受けている」って例のアレで

たぶん執行猶予付きで

世に放り出される彼であるが。

彼はこれからの人生を

どうやりすごすんだろうか。

こういう、

一瞬だけ世を賑わせた

大失敗者を集めて

その後を追った

ルポルタージュがみたいな。

どっかでやってくれないかな。

ま、それに対応してくれるような

人生を送る人は

まずいなそうだが。

そこもふまえて

ひとつよしなに。

QuattroMedia Corp.

Time Inc.


今井のことだから、てっきり犯人のJTB中部元社員、城谷慧(30)=名古屋市千種区朝岡町3丁目=をDisりまくるかと思いきや、フツーの文章。毒舌でもなんでもないな。
正直、当事者以外にとってはどうでもいいニュースだが、JTB中部も含め、旅行業界がブラックだ、というのが改めて認識できた、という感じか。
ちなみに、文中「元JCB社員」はもちろん「元JTB社員」。編集部は校正もキッチリやるように。