出版不況や、EPG付きの地デジテレビの普及で年々部数を減らしている「テレビ情報誌」(テレビ雑誌)。

しかし、あす11月24日から、そのなかでも比較的好調な2誌「月刊テレビナビ」(産経新聞社)「月刊ザテレビジョン」(角川マーケティング)が、地方版を増強。「月刊テレビナビ」からは、40代以上をターゲットにしたテレビ雑誌「月刊デジタルTVナビ」が創刊。全国版、関西版、中部版の3種類。ターゲットは「デジタルTVガイド」(東京ニュース通信社)の読者層。

「月刊テレビナビ」は、中部版から静岡版が独立、秋田・岩手・山形版から岩手が抜け青森・岩手版を創刊。30代までの女性がターゲットの角川マーケティング「月刊ザテレビジョン」は、地方版5版(従来の誌面から連載記事などを外した“ライト版”)を一挙創刊。

最近の地上波の番組表は「番組未定」がかなり増えており、月末分は使いものにならない、と言われていますが、未定だらけの地上波よりも、番組が確定しているBSやCSの番組解説を拡充するなど、まだまだ改良の余地はあるでしょう。

テレビ情報誌の創刊・休刊をまとめてみました。画像は筆者所有の雑誌。
(2009年9月13日の記事を加筆)

【テレビ情報誌年表】
作成:(C)てれびまにあ。
参考:各テレビ雑誌バックナンバー、国立国会図書館データベース、各社公式サイトなど
「休刊」「廃刊」の表記は国会図書館に準拠、○創刊、●休刊(廃刊)、◎改題など

1950年
○5月 NHKの広報誌「NHK」(NHKサービスセンター、月2回刊、現在の「ステラ」の前身)創刊

1959年
◎4月週刊朝日臨時増刊「テレビ読本」(朝日新聞社)発刊、1号のみ

1960年
○3月 日本初の週刊テレビ情報誌「週刊テレビ時代」(旺文社)創刊
表紙

◎8月 「週刊テレビ時代」、月刊誌「時の窓」(旺文社、1958年6月創刊)と合併、月刊誌「時」(旺文社、1969年3月廃刊)に改題

1962年
○8月 「週刊TVガイド」(東京ニュース通信社)創刊

1965年
◎「NHK」、「グラフNHK」(NHKサービスセンター、月刊)に改題

1966年
○5月 「週刊TVガイド」関西版創刊

1967年
○11月 「週刊TVガイド」中部版創刊

1969年
○11月 「週刊TVガイド」九州版創刊

1971年
○3月 「週刊TVガイド」静岡版創刊

1972年
○9月 「週刊TVガイド」北海道版創刊

1974年
○8月 「週刊テレビファン」(共同通信社、のちに東京ポストに移管)創刊
TVfan


1976年
◎7月 「週刊テレビファン」、「週刊テレビ番組」(東京ポスト)に改題

1978年
○9月 「週刊TVガイド」中国・四国版創刊

1979年
○9月 「週刊TVガイド」東北版創刊

1982年
○2月 「週刊TVガイド」信越版創刊
○9月 「週刊カドカワ ザテレビジョン」(角川書店)「関東版」、関西版、全国版創刊
TTV表紙

○11月 「Telepal」(テレパル、小学館)東版、西版、中部版創刊
○12月 「ザテレビジョン」中部版、北海道版創刊

1983年
○3月 「週刊テレビライフ」(学研)創刊
TVlife

●3月 「ザテレビジョン」全国版廃刊
○12月 「ザテレビジョン」九州版創刊

1984年
○9月 「週刊TVガイド」富山・石川・福井版、島根・鳥取版創刊
○9月 「ザテレビジョン」青森・岩手・秋田・山形版、宮城・福島版、長野・新潟版、富山・石川・福井版、静岡・山梨版、広島・岡山版、山口・鳥取・島根版、四国版、熊本・長崎版、鹿児島・宮崎・沖縄版創刊
◎9月 「ザテレビジョン」九州版、福岡・佐賀・大分版に改題

1985年
◎7月 「ザテレビジョン」FM番組表掲載廃止。「関東版」を「ザテレビジョン 首都圏関東版」に改題
◎9月 「ザテレビジョン」広島・岡山版、山口・鳥取・島根版、四国版を合併し再編、広島・山口・鳥取・島根版と、岡山・四国版に変更

1987年
○7月 「テレビブロス」(東京ニュース通信社)創刊
○9月 「TV station」 関東版、関西版(ダイヤモンド社)創刊
○9月 「スペースチャンネル」(電波タイムス社)創刊
○10月 「TV cosmos」(角川書店)、「ザテレビジョン」別冊として10月、11月に発行
○12月 「TV cosmos」(角川書店)創刊
○12月 「TVぴあ」(ぴあ)創刊

1988年
◎8月 「週刊TVガイド」、「TVガイド」に改題
○11月 「TVぴあ関西版」(ぴあ)創刊

1989年
○3月 「TVザウルス」(実業之日本社)創刊
○8月 「ザテレビジョン」北海道版を北海道・青森版に、青森・秋田・岩手・山形版を秋田・岩手・山形版に改題
○9月 「テレビブロス」中部版、関西版創刊
●9月 「TVザウルス」休刊

1990年
◎5月 「グラフNHK」、「NHKウィークリーSTERA」に改題し、週刊テレビ情報誌に変更

1991年
◎4月 「NHKウイークリーSTERA」、「NHKウイークリー BS & TV STERA」に表記変更
○5月 「月刊テレビタロウ」全国版(東京ニュース通信社)創刊
○9月 「BS fan」(共同通信社)全国版、関西版、中部版創刊

1992年
◎3月 「NHKウイークリー BS & TV STERA」、「NHKウイークリーSTERA」に戻る
●4月 「スペースチャンネル」休刊
◎9月 「TVぴあ」、「TVぴあ関東版」に改題

1993年
◎7月 「週刊テレビライフ」、隔週誌「テレビライフ」に変更し改題
◎9月 「ザテレビジョン」静岡・山梨版を静岡版に、広島・山口・島根・鳥取版を広島・山口東・島根・鳥取版に、福岡・佐賀・大分版を福岡・佐賀・山口西版に、熊本・長崎版を熊本・長崎・沖縄版に、鹿児島・宮崎・沖縄版を鹿児島・宮崎・大分版に改題

1994年
○9月 「テレビライフ」関西版創刊

1995年
●2月 「TV cosmos」休刊
○3月 「月刊ザテレビジョン」首都圏版、関西版(角川書店)創刊 
◎11月 「TVガイド」大判化、沖縄版創刊
●12月 「ザテレビジョン関西版」休刊
○12月 「関西ザテレビジョン」(角川書店、判型はA4判)創刊

1996年
◎3月 「NHKウイークリーSTERA」、「NHKウィークリー ステラ」に表記変更
○9月 「TV kids」(テレキッズ、集英社)関東版、全国版、東海版、関西版創刊

1997年
◎3月 「関西ザテレビジョン」独自の刊行を中止、他の地域の「ザテレビジョン」と記事を共有しAB判に戻る。誌名は「Kansaiザテレビジョン」に改題
○3月 「週刊TVゲーマー」関東版、関西版(アクセラ)創刊
○6月 「テレビザウルス」関東版、関西版(光文社)創刊 実業之日本社から誌名を譲渡
○6月 「月刊ザテレビジョン」北海道版、九州版創刊
●9月 「週刊テレビ番組」廃刊、版元解散
○9月 「月刊ビー・エル・ティー」関東版、関西版(東京ニュース通信社)創刊
BLT


1998年
●1月 「週刊TVゲーマー」休刊、版元倒産
●3月 「テレビザウルス」休刊
○5月 「テレビライフ」北海道・青森版、愛知・岐阜・三重版、福岡・佐賀・山口版創刊
○6月 「スカイパーフェクTV!ガイド」(東京ニュース通信社)、「月刊スカイパーフェクTV!」(ぴあ)創刊

1999年
○4月 「月刊ビー・エル・ティー」中部版創刊
○5月 「テレビライフ」静岡版創刊
○8月 「TVぴあ」東海版、北海道・青森版、福岡・山口版創刊
◎9月 「Telepal」、西版を「Telepal Kansai」中部版を「Telepal Tokai」に改題
○11月 「月刊ビー・エル・ティー」九州版創刊
○12月 「月刊ミセスザテレビジョン しってる?」首都圏版、中部版、関西版(角川書店)創刊

2000年
○1月 「月刊テレビタロウ」関東版創刊
○3月 「エムテレパル」(小学館)東版、西版、中部版創刊
○3月 「テレガッツ」(集英社)、「TV kids」増刊号として発刊
●4月 「テレガッツ」2号で休刊
◎4月 「TV kids」、関東版を「Tokyo tv kids」全国版を「All Area tv kids」などに改題、月刊誌に変更
○8月 「TVチョップ」(エンターブレイン)エンターブレインムックとして発刊、関東版、関西版
○9月 「月刊ザテレビジョン」広島・岡山・香川版創刊
●12月 「TVチョップ」休刊

2001年
○3月 「月刊ビー・エル・ティー」北海道版創刊
●3月 「tv kids」、全版休刊
○3月 「月刊ザテレビジョン」宮城・福島版創刊
◎3月 「ザテレビジョン」AB判からA4判に変更。「Kansaiザテレビジョン」、「ザテレビジョン」関西版に改題
○6月 「BSザテレビジョン」首都圏版、関西版(角川書店)創刊
○7月 「デジタルTVガイド」全国版(東京ニュース通信社)創刊
○9月 「月刊ザテレビジョン」長野・新潟版創刊
○9月 「月刊ミセスザテレビジョン しってる?」3版リニューアル、全国版創刊

2002年
●2月 「月刊ミセスザテレビジョン しってる?」全版休刊
●2月 「BSザテレビジョン」全版休刊
○3月 「BS&CSザテレビジョン」(角川書店)創刊
●8月 「Telepal」、「エムテレパル」全版休刊
○9月 「Telepal f」(小学館)「テレビサライ」東版、西版創刊
◎12月 「TVぴあ」増刊「テレビ画報」(ぴあ)発行、1号のみ

2003年
○3月 「月刊テレビナビ」首都圏版、関西版(産業経済新聞社)創刊
○6月 「スカパー!2 TVガイド」(東京ニュース通信社、2004年「スカパー!110 TVガイド」に改題)「スカイパーフェクトTV!ガイド」増刊として創刊
○9月 「月刊テレビナビ」北海道版、中部版、九州版創刊
○9月 「テレビアップ」(ワニブックス)関東版、ワニムックとして発刊するが今号限り

2004年
●2月 「テレビサライ」全版休刊
◎5月 「Telepal f」、東版を首都圏版、西版を関西版に改題
○7月 「月刊テレビナビ」宮城・福島版、長野・新潟版、広島・岡山・香川版創刊
○11月 「月刊テレビジャパン」関東版、中部版、関西版(東京ニュース通信社)創刊

2005年
○3月 「デジタルTVガイド」関西版創刊
○3月 「テレビブロス」宮城・福島版、長野・新潟版、静岡版、広島・岡山・香川版を創刊
○7月 「TV sports 12」(テレスポダース、学研)、「テレビライフ首都圏版」増刊として発刊
○9月 「月刊テレビジャパン」北海道版、九州版創刊
◎11月 「TV sports 12」「月刊テレスポ!」に改題、関西版も発行

2006年
●2月 「月刊テレスポ!」休刊
○3月 「デジタルTVガイド」中部版創刊
○3月 「月刊テレビナビ」鹿児島・熊本・宮崎版創刊
○3月 「月刊テレビジャパン」広島・山口版、岡山・香川版創刊。(九州版を福岡・佐賀版に改題予定、大分版、熊本・長崎版、鹿児島・宮崎版創刊予定だったが延期)
◎4月 「ザテレビジョン」など、角川書店発行のテレビ情報誌、すべて「角川ザテレビジョン」に発行元を変更
●4月 「BS&CSザテレビジョン」休刊
○5月 「月刊ザハイビジョン」(角川ザテレビジョン)全国版、関西版創刊
●5月 「テレビブロス」宮城・福島版、長野・新潟版、静岡版、広島・岡山・香川版休刊
◎5月 ぴあ、「TVぴあ」の編集を「NANOぴあ」に移管(11月からは発行元に変更)
○7月 「月刊テレビジャパン」愛媛・高知版、大分版、熊本・長崎版、鹿児島・宮崎版創刊。九州版は福岡・佐賀版に改題
○8月 「月刊テレビジャパン」青森・岩手版、秋田・山形版、宮城・福島版創刊
○11月 「月刊テレビジャパン」長野・新潟版、静岡版創刊
○11月 「テレビファン」(共同通信社)「BSファン」増刊として発刊、首都圏版
◎12月 「an・an」増刊「TV an・an」(マガジンハウス)発行、1号のみ

2007年
◎1月 「スカパー!110TVガイド」、「e2byスカパー!TVガイド」に改題
●3月 「BSファン」休刊
○4月 「テレビファン」全国版(共同通信社)創刊
●8月 「テレパルエフ」休刊
○9月 「月刊ザテレビジョン」青森・岩手版、静岡版創刊
◎9月 「月刊TVガイドMuse」(東京ニュース通信社)プレ創刊号発売(創刊は10月)
○10月 「月刊TVガイドMuse」関東版、関西版創刊

2008年
●2月 「テレビタロウ」宮城・福島版、広島版休刊
●3月 「テレビタロウ」全国版休刊(通巻は関東版が承継)
◎5月 「Kansai B.L.T」、「B.L.T関西版」に改題、表紙図柄は、他の版と同一に
●7月 「TVガイド」福島版休刊、宮城版に統合
◎9月 「月刊スカイパーフェクTV!」、「月刊スカパー!」に改題
    「スカイパーフェクTV!ガイド」、「スカパー!TVガイド」に改題
    「e2byスカパー!TVガイド」、「スカパー! e2 TVガイド」に改題
●11月 「月刊TVガイドMuse」全版休刊

2009年
◎3月 角川ザテレビジョン、角川マーケティングに社名変更
◎3月 「TVぴあ」、発行元をウィルメディアに変更、発売はぴあ
◎5月 「月刊テレビナビ」発売元を扶桑社から日刊工業新聞社(6月からは日刊工業新聞新社)に変更
○9月 「テレビファン」関西版創刊
◎10月 「テレビライフ」発行元を学研から学研パブリッシングに変更
○11月 「月刊デジタルTVナビ」(発行:産経新聞社、発売:日刊工業新聞新社)全国版、関西版、中部版創刊
○11月 「月刊テレビナビ」静岡版、青森・岩手版創刊
◎11月 「月刊テレビナビ」秋田・岩手・山形版→秋田・山形版に改題
○11月 「月刊ザテレビジョン」秋田・山形版、富山・石川・福井版、岡山・香川・愛媛・高知版、熊本・長崎版、鹿児島・宮崎・大分版創刊
◎11月 「月刊ザテレビジョン」広島・岡山・香川版→広島・島根・鳥取版、九州版→福岡・佐賀版に改題