2009年03月24日
21日夜、NHK総合テレビで放送された、テレビ制作者と一般視聴者の討論番組「テレビの、これから」。
当ブログ22日付け、
★NHKの制作者×視聴者討論番組「テレビの、これから」”騒音おばさん”の話題も飛び出す
http://tvmania.livedoor.biz/archives/51604366.html
で、主に制作者側の意見を中心にまとめたところ、好評?だったので、今回は視聴者代表の発言をまとめてみました。
「テレビは“茶の間の主役”であり続けると思う?」
1、思う 2、難しいと思う
主婦・川内さん(2番)「自分の見たいモノは個々で見る時代に入っていると思うんですね」
ゲームデザイナー・遠藤氏(2番)「ひとりひとりの好みにあったモノを見るようになったと思います」
主婦・寺本さん(1番)「大きい画面で見るという魅力もある」
大学生・市川さん(1番)「共感を求めるのは、テレビが一番いいと思います」
小説家・米田氏「テレビの中にみんな入っていっているんじゃないか」
会社員・山田太一氏「僕らがテレビから離れていった」
大学生・豊岡氏「家族自体が集まれていない」
「テレビ番組は面白い?」
会社員・松内さん「テレビって、視聴者に向けて作っているモノですね?
それなのに、なんで内輪盛り上がりばかりのモノが、増えているんでしょう。誰が楽しいのか、という問題じゃないですか。いきなり前回見ていないモノを、私たちが見たとして、前回のままでスタッフの名前が出たりとか。
私は広島に住んでいるんですけど、東京の、ピンポイントのお店の名前出されてもサッパリわからないワケですよ。
でもスタッフが笑って、さも面白いかのような押し売りをしてくるワケですね。それは不快感を覚えるんですけど、そういうことについてはどう思われますか」
日テレ・福士氏「番組名とか、出せないですよね?」ゴールデン・プライムタイムでは、内輪ウケのモノはやらないようにしている、と語る。
肩書き無し・寺谷氏、フジテレビさんにお聞きしたい、という前置きで、役者が失敗する姿を見せる「NG大賞」は不快、テレビが「おバカキャラ」の世界を構築しているのはおかしい、裸ん坊キャラが人気者、など、どっかに歯止めはきかないものか、と語る。
主婦・秋葉さん「子どもと一緒に観たい番組は、この7時からの時間帯にはない、というのが正直な気持ちですね」
FAX「NHKはバラエティー番組を放送すべきではない」「個性的な番組がない」という意見を紹介。NHKも深夜の「東京カワイイTV」は面白い、と言う今井NHK副会長。
肩書き無し・浅野さん「テレビをずっと見てましてね、非常に疑問に思うところが一点ありまして、これはきょうぜひ聞いて帰りたいと思ってるんですよ。
今までは娯楽番組ばかりでしたけれど、ちょっと報道番組にも触れてみたいんですけどね。
たとえばですよ、手短に言います、母親が子どもを殺したというニュースが流れた、と。仮に。我々はそのニュースに接すると、何という冷酷で非情な母親だと、けしからんと思ってるわけです。
ところが、いろんな情報を総合してみると、その子どもさんには重大な障害があった。で、母親は必死になって、その子どもさんの障害を直すべくやったんだけど、万策尽きて、つい自分の手であやめてしまった、と。
こういう情報が後で伝わってくる場合があるんですよ。これっていうのは、テレビが、事実のつまみ食いと言うかね、そういう勝手なことをしてですね、お茶の間に情報を流しているんではないかと。で、僕らは受け止め方が全く違うわけですよそれで」
三宅アナ「浅野さんありがとうございました、非常に重大な指摘だと思います、テレビへの信頼だと思いますが、そのことについては、この第1部の終わりのところできちっと話そうと思います。そのときもう一度質問をしていただいて話をするということでよろしいでしょうか。先ほどの話で続けたいと思います・・・」
「テレビは視聴者ニーズに応えている?」
1、応えている 2、応えていない
主婦・伊藤さん、会社員・仁礼さん、主婦・指月さん、高校教師・安田さんが、「視聴率」を気にする局の姿勢に疑問。安田さんは、今春の日テレ・TBSの夜7時台の改編について「無駄な努力」と感想。
肩書き無しの寺谷氏、局の番組チェック機能について、広瀬民放連会長に疑問を投げる。電通・奥氏、博報堂・榊原氏が、視聴率の使い方について語る。会社員・岩岡氏「こういう番組で視聴率の話になるのはおかしい」「ビジネスと文化を担っているのに、ビジネスのほうばかり見ている」と語る。小説家・米田氏も疑問を投げる。
「テレビ放送を信頼している?」
主婦・秋葉さん「私は小さい子どもが二人いますけど、これをそのまま見せて大丈夫なんだろうか、と思うことが結構あってですね、受ける子どもの感性って非常に柔らかくて、フレッシュなんですけど、彼ら、息子なんですけどね、見せていいかな、っていう、例え事実でも、あるんですね。母親として、非常に勘弁して欲しいと思うことが多い」
三宅アナ「浅野さん、放送が事実のつまみ食いになっているという指摘、が先ほどありましたね。それから・・・」
浅野氏「もも、もうちょっとしゃべらせてもらってよろしいですか。いいですか」
三宅アナ「はい」
浅野氏「ええとですね、ひとつの例としていろいろあるんですけれども、あのー何年か前にですね、“騒音おばさん”というのが問題になりましたね。
皆さん、テレビ作っておられるかた、あのーショッキングな映像、覚えておられると思いますけど、あの映像というのは誰が、誰が撮影したもんですか。あのおばさんはどういう立場の人だったんですか。
テレビではなんにも放送されていないことが、ネットの世界ではいろいろありますよ。そのネットの世界に氾濫している情報を総合するとですね、テレビは、あのおばさんをおもちゃにしたんではないか、と。
バラエティー番組から果てはお笑い番組に至るまで、あの映像が流れていましたよ。こんなテレビが何で信頼できるんですか。私はそう思ってますよ。どなたか、意見聞かせて欲しいんですけど」
三宅アナ「そのことについては、でも・・・わかってらっしゃるかたが、いるかな・・・。ちょっと具体事例でなかなか、ここにいらっしゃるかたは思い出せないということがあるかもしれません。ちょっと、赤(のボードを挙げている)のかたで、伊藤さん、どうして赤ですか」
主婦・伊藤さん、ニュース番組のエンターテイメント化で、素直に信じられない、と語るが、浅野氏が割り込む。
浅野氏「いや、ですからね、すんません、一言だけ、報道番組の場合はですね、テレビは時間制限があるから、十分なことを伝えられないと思うんですよ。これは十分理解してるんですよね。ですから一言付け加えればいいんですよ。詳しいことは、インターネットでホームページをご覧下さい、と。我々それ見ますよ。そこには詳しいことが書いてあると。それでいいじゃないですか」
三宅アナ「(無視して)はい、えっとまだたくさん、ボードを挙げてらっしゃいますね、加藤さん黄色ですね」
主婦・加藤さんが「あるある大事典」などの嘘番組について「裏付けをしっかりして放送して欲しい」と語る。
ニュースを挟んで、番組後半は「自分のベストテレビ」「テレビ離れ」「テレビへの期待と不安」の話。
「テレビ離れ」について語るHTB藤村Dの話に、浅野氏が絡んでくるが、前回の記事でやりとりを書いたので省略します。
「テレビに何を望みますか」
会社員・松内さん「私、お笑いがとても好きなんです。M-1の予選に出ちゃうほど好きなんです。うっかり決勝にちょっと映ってラッキーだったんですけどダイジェストで。
それは置いといて、なんですけど、M-1とR-1とキングオブコント、ってあるじゃないですか。それが、全部、視聴者の意見無視なんですよね。
あの、そこにいる、エラい面白い、業界の人たちだけが面白い、と思っているエラそうな人たち、が面白いなんだかんだ言って、なんか形が出来てるなど言って、視聴者からしたら、眠たい話ですよ。
それが、一位になっちゃって、で、ネットの意見と、テレビの一位がこんなに温度差がある。意味がわからんと思って。これはスポンサーのこととかあるんでしょうけど、でもテレビに向けて視聴者に向けて発信してますよね。
視聴者が面白くないのに、テレビに出てる人たちが面白いとか、そんなあからさまな出来レースは、腹が立つんで、視聴者参加型にして欲しいんですよ」
*****
ネットで大評判の浅野氏だが、番組の空気を読んでおらず空回りの巻、という感じ。M-1出場者の松内さん、自身もわかっていると思うが、お笑いコンテストの場合、会場の雰囲気とテレビに伝わる雰囲気に、それこそ“温度差”がある事実にも触れて欲しかった。
以下、浅野氏の画像







松内さん

HTB藤村忠寿氏に「エラそうな人」と指されるABC松本修氏。

当ブログ22日付け、
★NHKの制作者×視聴者討論番組「テレビの、これから」”騒音おばさん”の話題も飛び出す
http://tvmania.livedoor.biz/archives/51604366.html
で、主に制作者側の意見を中心にまとめたところ、好評?だったので、今回は視聴者代表の発言をまとめてみました。
「テレビは“茶の間の主役”であり続けると思う?」
1、思う 2、難しいと思う
主婦・川内さん(2番)「自分の見たいモノは個々で見る時代に入っていると思うんですね」
ゲームデザイナー・遠藤氏(2番)「ひとりひとりの好みにあったモノを見るようになったと思います」
主婦・寺本さん(1番)「大きい画面で見るという魅力もある」
大学生・市川さん(1番)「共感を求めるのは、テレビが一番いいと思います」
小説家・米田氏「テレビの中にみんな入っていっているんじゃないか」
会社員・山田太一氏「僕らがテレビから離れていった」
大学生・豊岡氏「家族自体が集まれていない」
「テレビ番組は面白い?」
会社員・松内さん「テレビって、視聴者に向けて作っているモノですね?
それなのに、なんで内輪盛り上がりばかりのモノが、増えているんでしょう。誰が楽しいのか、という問題じゃないですか。いきなり前回見ていないモノを、私たちが見たとして、前回のままでスタッフの名前が出たりとか。
私は広島に住んでいるんですけど、東京の、ピンポイントのお店の名前出されてもサッパリわからないワケですよ。
でもスタッフが笑って、さも面白いかのような押し売りをしてくるワケですね。それは不快感を覚えるんですけど、そういうことについてはどう思われますか」
日テレ・福士氏「番組名とか、出せないですよね?」ゴールデン・プライムタイムでは、内輪ウケのモノはやらないようにしている、と語る。
肩書き無し・寺谷氏、フジテレビさんにお聞きしたい、という前置きで、役者が失敗する姿を見せる「NG大賞」は不快、テレビが「おバカキャラ」の世界を構築しているのはおかしい、裸ん坊キャラが人気者、など、どっかに歯止めはきかないものか、と語る。
主婦・秋葉さん「子どもと一緒に観たい番組は、この7時からの時間帯にはない、というのが正直な気持ちですね」
FAX「NHKはバラエティー番組を放送すべきではない」「個性的な番組がない」という意見を紹介。NHKも深夜の「東京カワイイTV」は面白い、と言う今井NHK副会長。
肩書き無し・浅野さん「テレビをずっと見てましてね、非常に疑問に思うところが一点ありまして、これはきょうぜひ聞いて帰りたいと思ってるんですよ。
今までは娯楽番組ばかりでしたけれど、ちょっと報道番組にも触れてみたいんですけどね。
たとえばですよ、手短に言います、母親が子どもを殺したというニュースが流れた、と。仮に。我々はそのニュースに接すると、何という冷酷で非情な母親だと、けしからんと思ってるわけです。
ところが、いろんな情報を総合してみると、その子どもさんには重大な障害があった。で、母親は必死になって、その子どもさんの障害を直すべくやったんだけど、万策尽きて、つい自分の手であやめてしまった、と。
こういう情報が後で伝わってくる場合があるんですよ。これっていうのは、テレビが、事実のつまみ食いと言うかね、そういう勝手なことをしてですね、お茶の間に情報を流しているんではないかと。で、僕らは受け止め方が全く違うわけですよそれで」
三宅アナ「浅野さんありがとうございました、非常に重大な指摘だと思います、テレビへの信頼だと思いますが、そのことについては、この第1部の終わりのところできちっと話そうと思います。そのときもう一度質問をしていただいて話をするということでよろしいでしょうか。先ほどの話で続けたいと思います・・・」
「テレビは視聴者ニーズに応えている?」
1、応えている 2、応えていない
主婦・伊藤さん、会社員・仁礼さん、主婦・指月さん、高校教師・安田さんが、「視聴率」を気にする局の姿勢に疑問。安田さんは、今春の日テレ・TBSの夜7時台の改編について「無駄な努力」と感想。
肩書き無しの寺谷氏、局の番組チェック機能について、広瀬民放連会長に疑問を投げる。電通・奥氏、博報堂・榊原氏が、視聴率の使い方について語る。会社員・岩岡氏「こういう番組で視聴率の話になるのはおかしい」「ビジネスと文化を担っているのに、ビジネスのほうばかり見ている」と語る。小説家・米田氏も疑問を投げる。
「テレビ放送を信頼している?」
主婦・秋葉さん「私は小さい子どもが二人いますけど、これをそのまま見せて大丈夫なんだろうか、と思うことが結構あってですね、受ける子どもの感性って非常に柔らかくて、フレッシュなんですけど、彼ら、息子なんですけどね、見せていいかな、っていう、例え事実でも、あるんですね。母親として、非常に勘弁して欲しいと思うことが多い」
三宅アナ「浅野さん、放送が事実のつまみ食いになっているという指摘、が先ほどありましたね。それから・・・」
浅野氏「もも、もうちょっとしゃべらせてもらってよろしいですか。いいですか」
三宅アナ「はい」
浅野氏「ええとですね、ひとつの例としていろいろあるんですけれども、あのー何年か前にですね、“騒音おばさん”というのが問題になりましたね。
皆さん、テレビ作っておられるかた、あのーショッキングな映像、覚えておられると思いますけど、あの映像というのは誰が、誰が撮影したもんですか。あのおばさんはどういう立場の人だったんですか。
テレビではなんにも放送されていないことが、ネットの世界ではいろいろありますよ。そのネットの世界に氾濫している情報を総合するとですね、テレビは、あのおばさんをおもちゃにしたんではないか、と。
バラエティー番組から果てはお笑い番組に至るまで、あの映像が流れていましたよ。こんなテレビが何で信頼できるんですか。私はそう思ってますよ。どなたか、意見聞かせて欲しいんですけど」
三宅アナ「そのことについては、でも・・・わかってらっしゃるかたが、いるかな・・・。ちょっと具体事例でなかなか、ここにいらっしゃるかたは思い出せないということがあるかもしれません。ちょっと、赤(のボードを挙げている)のかたで、伊藤さん、どうして赤ですか」
主婦・伊藤さん、ニュース番組のエンターテイメント化で、素直に信じられない、と語るが、浅野氏が割り込む。
浅野氏「いや、ですからね、すんません、一言だけ、報道番組の場合はですね、テレビは時間制限があるから、十分なことを伝えられないと思うんですよ。これは十分理解してるんですよね。ですから一言付け加えればいいんですよ。詳しいことは、インターネットでホームページをご覧下さい、と。我々それ見ますよ。そこには詳しいことが書いてあると。それでいいじゃないですか」
三宅アナ「(無視して)はい、えっとまだたくさん、ボードを挙げてらっしゃいますね、加藤さん黄色ですね」
主婦・加藤さんが「あるある大事典」などの嘘番組について「裏付けをしっかりして放送して欲しい」と語る。
ニュースを挟んで、番組後半は「自分のベストテレビ」「テレビ離れ」「テレビへの期待と不安」の話。
「テレビ離れ」について語るHTB藤村Dの話に、浅野氏が絡んでくるが、前回の記事でやりとりを書いたので省略します。
「テレビに何を望みますか」
会社員・松内さん「私、お笑いがとても好きなんです。M-1の予選に出ちゃうほど好きなんです。うっかり決勝にちょっと映ってラッキーだったんですけどダイジェストで。
それは置いといて、なんですけど、M-1とR-1とキングオブコント、ってあるじゃないですか。それが、全部、視聴者の意見無視なんですよね。
あの、そこにいる、エラい面白い、業界の人たちだけが面白い、と思っているエラそうな人たち、が面白いなんだかんだ言って、なんか形が出来てるなど言って、視聴者からしたら、眠たい話ですよ。
それが、一位になっちゃって、で、ネットの意見と、テレビの一位がこんなに温度差がある。意味がわからんと思って。これはスポンサーのこととかあるんでしょうけど、でもテレビに向けて視聴者に向けて発信してますよね。
視聴者が面白くないのに、テレビに出てる人たちが面白いとか、そんなあからさまな出来レースは、腹が立つんで、視聴者参加型にして欲しいんですよ」
*****
ネットで大評判の浅野氏だが、番組の空気を読んでおらず空回りの巻、という感じ。M-1出場者の松内さん、自身もわかっていると思うが、お笑いコンテストの場合、会場の雰囲気とテレビに伝わる雰囲気に、それこそ“温度差”がある事実にも触れて欲しかった。
以下、浅野氏の画像







松内さん

HTB藤村忠寿氏に「エラそうな人」と指されるABC松本修氏。

(00:27)
この記事へのコメント
1. Posted by ss
2010年01月02日 04:40
場の空気を読まないからこそ素人ではないのでしょうか? つまりは一般人。この番組自体がエンターテイメントだったとしたらどうでもいいことですがね。