★「ありがとう、オカン」がイマイチだったワケは
●KTV制作CX「ありがとう、オカン」
大竹しのぶ、渋谷すばる、村上信五、戸田恵梨香、吉沢悠、石田ゆり子、大杉漣、六平直政ら豪華キャスト。関西テレビ開局記念番組。

そんなに興味はなかったのだが、冒頭に大阪の路面電車、阪堺電車が出て来たので最後まで見た。阪堺電車は、ドラマ中何度も登場した。

夫(小日向文世。写真のみ)を失った、町工場経営者の大竹。施設から里子を預かり、多くの子供を育て送り出してきた。里子である渋谷、村上が高校を卒業し独立。渋谷はミュージシャンを志望しオーディションを受ける日々、村上は町工場を手伝う。村上の実の母が現れ、お金を無心された村上は、工場の金を持ち出すが…という話。

里子・里親の話は、先頃終わったNHK朝ドラ「瞳」を見ていた人なら、里親制度について解説できるぐらい分かるはず。なぜこのスペシャルドラマの題材に選んだのか不可解。新鮮味は全くない。

大竹の、さんま仕込み?の大阪弁は、時々イントネーションが怪しくなるが違和感はなかった。渋谷、村上、戸田は関西人なので自然。戸田の出演ドラマは何本も見ているが、今回が一番普通に見えた。というより、地で演じていたような??

最近「肝っ玉母さん」役が板に付いている大竹。大竹が、富山の元気な母親を演じた映画「キトキト!」のように、最後は大竹が死んでみんな大泣きか、という、お涙頂戴の結末を予想していた。

結局、工場が破綻し里子たちはバラバラになってしまうが、工場の売却が決まった日にみんなが集まり大団円、という、なんかあっさりした終わり方。もっとベタな内容でもよかったような。視聴率もヒトケタに終わった。


★毎日新聞の部数が激減している本当のワケは

きょう発売の週刊新潮を立ち読み。
新聞の販売部数速報値を取り上げ、一般紙の部数が減少している現状を解説。部数減は止まらないが、産経新聞の減少率より毎日新聞のほうが激減している、と伝える。
減少の理由は、ネットの台頭もあるが、毎日新聞に読みたくなる記事がないからではないか、という珍解説。

毎日の部数激減の理由…といえば「waiwai騒動」だろう、と思う人もいると思うが、これはネット上では盛り上がったものの、ネットをやらない購読者にとっては、あまり関係のない話。

朝日・読売に比べて明らかにページが少なく、部数に左右される折り込みチラシも少なく、それで値段が朝日・読売と同じです、ということなら、よっぽどの毎日マニアでもない限り?朝日・読売に乗り換えるのが当たり前。

朝日・読売・日経は、合同サイト「あらたにす」や、印刷所の共有など三社連合状態に。産経・東京(中日)は、以前から印刷拠点を共有。毎日だけ蚊帳の外。…「蚊帳」って何、と若い人に言われてしまいそうですが。

そのうち朝日・読売が、販売店も統合(日経の専売店は都内中心、多くは他社に委託。産経も同様)、ということになれば、いよいよ毎日は終わり。

幽霊購読者分を販売店に押し付ける「押し紙」が業界一位?の毎日。早く紙媒体から撤退し、通信社に転換したほうがよいのかも知れない。