週刊誌「Weeklyぴあ」関東版が、11月6日発売号より、隔週刊誌に変更。
従来の、幅広い情報を網羅した内容から、「ぴあを読むたびに”エンタメ行動”がしたくなる」(公式サイトより)内容にリニューアルする、とのこと。エンタメ行動…。

公式サイトによると「そういうのあるんだ…」メディアから、「それ見たい(買いたい)よね!!!」メディア、に変わるそうだ。深く厚い情報を載せ「ずっと保存したくなる雑誌」を目指す。ウェブとの連携も強化する。

メインターゲットは、ネットが普及する前から「ぴあ」を知っている、30代(の後半)から40代。35歳未満よりまだ”活字”になじみがある、アラフォー世代である。

先月から、ぴあ公式サイトでアナウンスされていたが、今年度の発行予定表もアップされた。創刊から隔週誌である関西版、中部版と同日発売。

元々ぴあは、月刊誌としてスタートし、のちに隔週金曜日発売(「隔金(かっきん)ぴあ」)に。発売日は木曜日に繰り上がり、91年、角川書店(当時)が創刊した「週刊東京ウォーカー」(当時)に合わせて火曜日発売、そして月曜日に変更。現在は再び木曜日発売に戻った。

その間、競合誌の週刊誌「TOKYO1週間」(講談社)は2001年、「東京ウォーカー」は2004年に隔週誌に変更。ここ数年でぴあのページ数はかなり減っており、隔週化は時間の問題だった。・・・というより、もう難しいと思う。

「東京ウォーカー」は角川書店から子会社の角川クロスメディアに移管され、「TOKYO1週間」の関西版「KANSAI1週間」はサンケイリビングに。東京も、ゆくゆくはリビングに移管する模様。

隔週誌に戻る「ぴあ」だが、今より部数が増えるとは思えない。
将来性に不安はあるが「チケットぴあ」の宣伝媒体に徹したほうがよいのでは。
ファミマと提携し、ローソンチケットのようなフリーマガジンにしたほうがいいかも知れない。

私(1967年生まれ)が、ぴあを愛読していたのは1985年(当時は「ぴあ関西版」の前身、朝日放送発行「Q」。清掃業従事者に対する差別記事が問題になり廃刊、ぴあが引き継ぐ)から、90年代初めぐらい。
映画ページで、ポルノ映画館を廃除し、ウォーカーのマネをするようになってから、ぴあを読まなくなった。この頃から、情報誌ぴあの没落が始まったのではないか、と思う。

情報誌といえば、女性向けテレビ雑誌「月刊TVガイドMuse」(ミューズ)も、年内に休刊するそうだ。週刊誌・情報誌が総崩れする日も近い。