2006年03月17日

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昨日、ライブドアと有線放送大手のUSENの提携(=ライブドア救済)が発表されたが、USEN(旧・大阪有線放送社→有線ブロードネットワークス)の後ろ暗い企業体質については、全く触れないかさらっと流す報道が多かった。

昨日の日刊ゲンダイは、相変わらずUSENをヨイショしていたが、USENが欲しいのは「ライブドアブログ」の顧客だけではないか、という見方も記述。今日の日経産業新聞は、大阪有線時代の電信柱無断使用や、同業者・キャンシステムとの訴訟合戦について少し触れていた。

先日、「日刊アルバイトニュース」(現「an」)などで有名な学生援護会と、USEN宇野社長が設立したインテリジェンスとの合併が発表され、ますます事業拡大のUSENグループ。企業体質が一新されるのは、いつになるのだろうか。

過去に書いた記事を再掲します。

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2004/10/23★ホークス買収を表明した有線ブロードネットワークスの「違法行為」

ソフトバンクに続き、福岡ダイエーホークス買収に参入したIT大手の「有線ブロードネットワークス」(注・2005年3月1日「USEN」に商号変更)。元々は、「大阪有線放送社」として、宇野元忠(于元忠)が大阪で創業した有線放送の会社である。

今年5月。USENが、ライバル会社であるキャンシステムを「キャンはもうじきつぶれます」など、営業妨害と取れる虚偽の情報を流し、しかも不当な割引で顧客を獲得していた、という事件が明らかに。日本の有線放送(音声放送)は、USENの寡占状態(8割強)で、キャンなどライバルにもならないはずなのだが、加入者離れによっぽど焦っている様子。昨年7月には、キャンから大量の社員引き抜き工作を行なっている。

USENは創業以来、電力会社や電話会社が保有している電柱に、勝手に有線放送ケーブルを敷設し、訴えられると撤去するが、しばらくしたら再敷設、といういたちごっこを繰り返す。創業者が死亡し、1998年に就任した現社長・宇野康秀(創業者の息子)の代になってからは、電柱保有者と和解し使用料を払っているが、不法に占拠した事実は消えない。

各地の有線放送会社を買収し、1980年代に全国制覇。「全日本有線放送大賞」(現「ベストヒット歌謡祭」)を主催し、”有線チャート”といえば普通はUSENを指す。フジテレビ「HEY!HEY!HEY!」など、キャンのチャートを使用しているところもあるが少数派。

USENは、音楽チャンネルのほかに、ラジオの再送信も売り物の一つだった。NHKの語学放送を無断で再編集・再送信してNHKから訴えられたり、在京在阪ラジオ局を、局の同意無しに24時間そのまま再送信したりしていた。

現社長の代になってからは、ラジオ局と再送信について、放送エリア内の”難聴取対策”(USENのプログラムには”難聴対策”と書いてあった)として合意、放送エリア外の再送信は取りやめた。

番組スポンサーのことを考えると、契約違反になるので再送信中止は当然なのだが、それまでは、在京AM3局や大阪の毎日放送、朝日放送、名古屋の東海ラジオは全国で聴けたので、通常では放送が聴けない地域のリスナーには好評だった、という話も。現在も、一部のラジオ局については、許可を得て全国向けに再送信している。

USENは現行の有線放送ケーブルを破棄し、代わりに光ファイバーを敷いてFTTHに移行、従来の音声放送は通信衛星経由(従来も有線ケーブルが敷けない地域は衛星経由)に移行中。しかし、エフエム東京系の「ミュージックバード」同様、衛星放送も苦戦中。

FTTHも、NTTの大廉売攻勢に対抗できず。カラオケ事業も伸び悩み、景気低迷、経費削減で有線放送の解約も増え五里霧中状態。それで違法行為に走る営業所(以前は”放送所”と言った)や営業マンが増加。エイベックスと提携したり将来を模索しているUSENだが、先の見えない会社である。

大赤字必至のプロ野球団経営など無理に決まっている。売名目的での参入表明はやめて欲しいものだ。

※追記
その後すぐUSENはホークス買収から撤退、ホークスはソフトバンクへ。2005年10月には、横浜ベイスターズ買収に意欲を見せたことも。

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2005年05月18日★インチキ会社「USEN」に売られてしまう「日活」がストライキ決行

今朝のスポーツ報知に短く、「日活、明日ストライキ」という記事が。
親会社のナムコから、有線放送最大手のUSENに売却される方向になった映画会社・日活会社に不信感を抱く「日活労働組合」が、明日17年ぶりにストライキを決行する。

日活労組のサイト。「日活への新たな資本参加には全て反対なのか?」という問いに対し、「今回浮上した(株)USENが、財務状況と企業体質を独自に調査した結果、日活にとって良いことではないと判断したからです」と記述されている。

最近、「新興IT企業」のような感じで持ち上げられているUSENだが、元はといえば大阪発祥の有線放送会社「大阪有線放送社」。
全国の電柱に勝手に有線ケーブルを敷設して業務を拡大し、ラジオ局の放送を無断で全国に再送信したり、ライバル会社の営業妨害を日常的に行なうなどのインチキぶりは、過去に何度も報じられてきたが、社長が二代目になり、企業名称が変わっても企業体質は昔のまま。最近は、光ファイバー事業の悪質勧誘が問題視されている。

昨日の日刊ゲンダイには、「USENが日活買収に続きWOWOWも買収か」という観測ヨイショ記事が。USENがプロ野球参入を表明した昨年10月には、一面でUSENを「虚業会社」とこきおろしたゲンダイなので信用できないが、勘弁してほしい話である。
ちなみに、USENのライバル有線放送会社の「キャンシステム」は、ヤフーBBに番組を提供することになり、いずれはソフトバンク傘下になるような気がする。

USENの社員は、私が見た限りでは、約束も守れないようないい加減な社員が多く閉口した。こんなインチキ会社に売られてしまう日活の皆さんが哀れでならないが、USENへの売却がなんとか白紙撤回されることを祈るばかり。

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2005年07月05日★USENとキャンシステムの泥仕合

読売新聞「違法サービスで損害、USENが同業者を提訴」によると、有線放送最大手のUSEN(旧・大阪有線放送社)は、同業のキャンシステムが、無届けで引いたケーブルを使い違法営業を行なっているので損害を受けている、と提訴。キャンは、USENに営業活動を妨害されている、との理由で提訴。泥仕合の様子である。

過去に電力会社やNTTの電柱を無断で使用し、全国各地に違法ケーブルを張り巡らせたUSEN。
大阪有線時代には、NHKや民放の番組を局に無断で再送信し、各局から訴えられる。創業者社長が死去し、現社長である息子が引き継いでからも「キャンはもうすぐつぶれます」と言って営業妨害したり、開業時のヤフーBBのように強引な勧誘で光ファイバーの営業をしている。

違法ケーブル問題は、電力会社などに使用料を払う、ということで解決したが、過去の悪行を棚に置いて「無届け若しくは不正確な届出のまま違法営業を永年継続していることにより当社が被った損害の賠償を求める」とは笑わせる。違法ケーブルを放置しているキャンもマヌケだが、所詮「目くそ鼻くそを笑う」レベル。
こんなUSENに、ソフトだけ買い取られて捨てられる日活が不憫。

※追記
2005年8月、USENは日活買収を断念。

(13:14)

この記事へのコメント

1. Posted by USENの体質は大阪有線放送時代のまま5    2006年03月17日 19:05
はじめまして
以前、10年以上契約していたことがあったが、営業社員は相当インチキでした。
かつての大阪有線放送(ゆうせん)時代の問題を完全に清算したのであろうか。
2. Posted by デリデリキッチン   2007年01月16日 21:14
ライブドア事件後、USENとライブドアの業務提携が発表されて今に至りますが、どうなっていくのでしょうか?
USENの昔の悪いイメージは払拭しつつあるのかもしれませんが、なんか引っかかるものがあります。
3. Posted by USEN被害者5    2010年10月04日 08:28
はじめまして。
2010年現在もUSENは最低の企業です。
僕も解約時に料金トラブルが発生して、返金されるはずが、なかなか返ってきません・・・(電話では謝るけど、期日になると振り込んでいない)
早く無くなって欲しい企業です。