今朝発行の「トーチュウ」は、創刊50周年の特別紙面。一面の鈴木亜久里から最終面の亀梨和也まで、さまざまな有名人によるお祝いコメントなど。中面には創刊号(紙名は「東京中日新聞」)から現在までの紙面をコラージュし、50年の歴史を振り返る企画。

創刊時に整理部に在籍した、白井中日新聞会長による回顧録が興味深い。創刊前はスポーツ紙ではなく一般紙を目指していたが、創刊直前、急遽スポーツ紙に転換することに。世界初の「一面カラー写真」が売りで、創刊号の一面写真はドラゴンズではなく、なぜかジャイアンツだった。

他のスポーツ紙と違い、ドラ情報はもちろんモータースポーツに力をいれ、また少年スポーツの記事や、芸能では氷川きよし連載や女子十二楽坊、広告ではストリップ劇場やピンク映画など、他紙では見られない企画満載のトーチュウ。芸能面では、他紙が書かない細かい情報にもさらっと触れていたりして面白い。

50年の歴史が伝わってくる企画だったが、一つ残念なのは、過去の紙面をコラージュではなく、文字が判読できるぐらいのサイズで、時系列に並べてみせて欲しかった。縮刷版のないスポーツ紙(社内向けにはあるそうだが)で、過去の紙面を見る機会はあまりないので、次の60周年(10年後、新聞がどうなっているかは分かりませんが…)企画では、ぜひ検討して欲しいです。