昨日の産経新聞・社会部発「『児童殺す』脅迫メール 容疑者は犯罪本の元編集者」より。Web産経には未掲載。
東京・三鷹市の小学校などに「学校を爆破する」「児童を殺す」と脅迫メールを送りつけ、森永製菓も同様に脅していたとして警視庁に逮捕された家重博(32)。
家重は、約3年前にサブカル本の出版社「データハウス」に入社。社員編集者として、ネット犯罪や麻薬の合成法など「裏社会」の本を手掛けていたが、仕事柄ネット犯罪や薬物に詳しい人間と接するうちに、自ら麻薬密売に興味を持つように。目立たず、気の小さい男だったが、「楽して儲けたい」と口走るようになった、と家重の知人は語る。
わずか1年で会社を辞め、中野区の自宅マンションで大麻を栽培、ネットで密売し始めた。軌道に乗り始めると、その上をゆく同業者が現れた。
「私の客を奪った男が許せなかった。男の犯行を装って脅迫メールを送れば、警察が逮捕してくれると思った」
脅迫メールに、男の口座を振込先に指定し、歌舞伎町の漫画喫茶から送信したが、捜査の手は自らに降りかかってきた。知人は語る。「小心者で大それたことができる人間じゃなかった。余計な知識を持ったため人生の歯車が狂ってしまった」。

***
スポニチ「敵対密売グループ報復に警察利用」http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/06/08/05.htmlなどでも報道された大麻&脅迫事件だが、元「データハウス」編集者だった、と報じたのは産経のみ。編集者の不祥事、となると、同業者なので週刊誌などは報道自粛か。