ダカーポの川端幹人(元「噂の真相」副編集長)連載「雑誌身辺調査」に、最近の週刊誌の若い記者は、ネットでしかネタを拾ってこなくなり、足で取材をしないでネタを企画会議に提案、ガセ情報に編集部が振り回されることが多い、というようなことが載っていた。

ネットに触れず、主にクラブなどの飲み屋で人と会い情報を仕入れる週刊誌デスクのオヤジ世代と、ネットにはガセも多いが中には決定的なスクープもある、という若手世代。デスクが内容の真偽を検証できず、ガセがそのまま活字になったり、逆にスクープがボツになったりという失態が繰り返されているそうだ。

週刊誌記者がネタ探しに使っているサイトは「2ちゃんねる」を筆頭に「論談」「二階堂ドットコム」「探偵ファイル」など有名サイト。
ネットへの接触度が低い人たちには、これらのサイト発の情報を記事にすればウケるだろうが、日頃ネットの記事もよく読んでいる人間なら、こんなのネットの丸写しじゃないか、とか全く裏取ってないな、と思わせる記事も多々ある。

ただ、取材不足なのは何も若手に限ったことではない。オヤジ世代が書いたと思われる、最近の週刊新潮や週刊文春の芸能記事など、まったく取材していないんじゃないか、と思われるほどひどい内容が多い。
先頃文春が報じていた、後藤真希が言ったとされる「なま言ってんじゃないよ発言」などは、読者を失笑させた。オヤジ世代の、現代の若者についての不勉強さが、如実に表れた感じである。

記事中、若手記者が「人と会うより、ネット検索するほうがはるかに情報が集まる時代なんだ」と語っているが、ネットの記事を元に人と会い、検証するのが記者の仕事ではないだろうか。
警察の許可を得た、などとすぐバレるウソを言い、よその家に不法侵入している暇があったら、一人でも多くの人と会い地道に取材すべきである。

(5月10日追記)
フラッシュ誌によると、一部新聞報道の「2人が『警察の許可を取っている』と嘘をついた」は誤り、とのことでした。訂正します。