昨日、日本テレビ系で放送された、春休み映画スペシャル「名探偵コナン 銀翼の奇術師<マジシャン>」。

映画後半では、飛行機の操縦経験などない女子高生が、墜落寸前の飛行機を、小学生探偵「名探偵コナン」の指示によって操縦し、北海道・室蘭港の埠頭に着陸させるという荒唐無稽な展開。

エンディングに「この作品はフィクションです」という、劇場公開時にはなかったはずのテロップが入る。こんな話が、現実に起こるわけがないのだが、難クセをつける視聴者への抗議対策だろうか。

民放のドラマには必ずと言っていいほど「このドラマはフィクションです」という断り書きが入るが、それは「私を勝手にドラマの題材にしている」などと電話をかけてくる視聴者への抗議対策である。
NHKでは「ドラマがフィクションなのは当たり前」という観点で、断りを入れていないそうだ。

バラエティでも、テレビ朝日の「鈴木タイムラー」のように「フィクションです」と断っている番組もあり、先の「カミングダウト」(日本テレビ)問題のように、内容が虚実入り乱れている番組は、あらかじめ「フィクションです」と逃げを打っておいたほうがいいかもしれない。

しかし、アニメにまで「フィクションです」という断りを入れなければならないとは。「テレビに映っているものはすべて真実」と思っている人が増えている、ということなのだろうか。