今朝の産経新聞に「地デジは不要? 『ネット以前の発想』堀江社長発言 専門家ら『方向性、理解していない』」http://www.sankei.co.jp/news/morning/27kei002.htmという記事が。
「地上デジタル放送不要」論を幾度も述べているホリエモン。「そのうちテレビはネットに飲み込まれますよ」とも。地上波のデジタル化を進めているテレビ局幹部はこぞって反発。フジテレビ村上光一社長は「地上デジタルの時代になると、テレビがネットを完全にのみ込むときがくると思う」という変な見解。
地上デジタル放送推進協会の局長は「デジタル化には電波の有効利用や、パソコンを使いこなせない人に行政などの双方向サービスを提供するなど多くの目的がある」と。
「地上デジタル」化は、VHF帯(1〜12ch)で放送されているテレビ放送をUHF帯(13ch〜)に移行し、VHF帯を携帯電話などに有効利用しようという国策だが、「パソコンを使いこなせない人に行政などの双方向サービスを提供する」なんて需要はあるのか。電波より電話回線を使用すべきでは。
ネットで過去の番組を配信する実験が失敗したのは、コピーを恐れて専用ソフトがないと見られなかったり、料金の高さやコンテンツのショボさで失敗。テレビ局側に問題がある。
BSデジタル放送の失敗が全く生かされていない地上デジタル放送。画像はワイド化し画質も向上したが、厳しすぎるコピーガード(解除する機器も売られているが犯罪)、アナログ放送終了後は強制的にデジタルテレビに買い換えなければならない(反発は必至でアナログ停波は無理)など、視聴者のメリットは何もない。
テレビ局としてはいまさら止められないデジタル化だが、「新しいもん好き」やマニア以外にはそっぽを向かれている現実。そういえばラジオのデジタル化も、技術的には進んでいるが放送開始の目処はまったくたっていない。
テレビはすべてCATV配信に、ラジオはネットと結合して著作権問題もクリアできればいいのだが、放送局がネットを敵視している限り無理か。
地上デジタル放送現行計画「すでに破綻」の決定的な理由10http://www.aa.alpha-net.ne.jp/mamos/digital/hatan.html